【注意】喜界島酒造では製造しておりません。
◆ 文化庁は3月5日、地域に根付く食文化をPR する「100年フードに」石狩鍋(北海道)や、牡蛎の土手鍋(広島県)など26都道府県の50件を認定した。郷土料理やB級グルメが対象で、認定は3回目。
今回、奄美黒糖焼酎も認定されました。
◆ 令和5年11月中旬、中国国内における県産焼酎の販売促進と消費拡大を図るため、鹿児島県は中国にある鹿児島県本格焼酎販売応援店9店舗と焼酎フェアを開催しました。中国の若者(20代~40代)は飲食中は会話やスマホのSNSを楽しみ、焼酎の追加注文をしない傾向にあるため、1、2杯目に焼酎を注文してもらう為、ソーダ割りを「焼酎ハイボール」として提供しました。飲んだ感想は香りが爽やかで飲みやすいと、まずまずのコメントをいただいたようです。 |
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(其之31)
【日本人のアルコール分解酵素】
日本を初めて紹介した書物として有名な書籍「魏志倭人伝」によると「その会同座起には父子男女別なし、人性酒を嗜む」とあります。これは当時の日本人は男も女も酒をよく飲んだという意味です。
日本の神話には「ヤマタノオロチ」「酒呑童子」「クマソタケル」などの話が有名ですが、その話の共通点として、悪者が酒に酔ったところを討ち取るというパターンが王道です。
このように日本全国には酒にまつわる伝説が存在しており、また地域ごとにお酒の強い地域、弱い地域にわけられるようです。それを裏付ける際に基準となるのが、アルコールを飲んだ時生成される、アセトアルデヒドと呼ばれる有害物質を分解する酵素の存在です。アセトアルデヒドはアルコールより遥かに毒性が強く、それが分解できない場合、顔が赤くなったり泥酔したりします。一般的にお酒に弱いとされる人はこの分解酵素が不活性な人を指します。その分解酵素の一つがALDH2で、活性型(N型)と不活性型(D型)の2種類が存在します。
(つづく) |
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